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消費者金融の意外な事実

「ゆとりローン」などと呼ばれてもてはやされていましたが、「収入は毎年着実に上がっていく」というシナリオは昭和時代に終わってしまったわけですし、反対に年収が低下していく人も増えています。
一九九二年度以前、ゆとりローン期間の返済額は、全体の返済期間とは関係なく五○年返済と仮定して計算されていました。 これを九三、九四年度に限り、七五年返済で計算したため、それだけ当初五年間の返済額はかなり少なくてすむようになったのです。
高度経済成長期にさまざまな新しい価値観や制度が生まれました。 終身雇用制、年功序列型の賃金、社会保障制度もそうです。
目新しいことをしなくても成長していける時代はおかしな時代でもありました。 まず、会社で一生勤め上げることがよしとされました。
組織がいやだが転職することもできずに自殺する人もいましたし、あるいは能力があるのに生かせない人もいました。 不景気で給料は上がらず、ボーナスもカットとか大幅減という人が多かったのです。
毎月のローンは何とか返済できても、毎月返済分の五〜七倍もあるボーナス返済分は、どうヤリクリしても返済できないのです。 ゆとり返済はやがて正体を現し、消えていきました。
しかし、いまでも住宅ローンは存在します。 給料が上がることが大前提という昭和の考え方でつくられた制度ですから平成の時代「きみは東大卒でないから出世できないよ」と言われても我慢していたのです。

でも果たしてそんなことに意味があるのでしょうか。 実力があればどこの大学を出ていようと出ていまいと関係ないじゃないですか。
学歴に関係なく実績を上げた人が評価されるのが当たり前です。 銀行員と言うと日本ではみんな大学卒というイメージがありますが、ヨーロッパではそんなことはありません。
高校を卒業して現場で実務を勉強してやっています。 高校を出て銀行に入って、現場で色々な経験をして、才能のある人はどんどん色んなことをやっていきます。
そして実力があれば頭取になるのです。 日本の銀行は大学卒でなければ一生下積みです。
そんなばかな話はないでしょう。 会社で実績を上げることと、数学ができた、物理ができた、いい大学を出たということは本来関係ないのです。
営業だったら一番売ってくる人が偉い人でしょう。 個人の実力はきちんと評価されませんでした。
東大卒が実力に関係なく出世する会社もありました。 六○年代にヒットした映画に森繁久禰主演の「社長シリーズ」があります。

そこに登場する社長は美人秘書を抱えて、いつも宴会ばかりしています。

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